複数人で順番に詩を少しずつ書いてつなげ、ひとつの詩を完成させる「連詩」。詩を書いたことがない人も、書きなれている人も、みんなで一緒につくりあげる「連詩」のたのしさを体験してみませんか？講師も参加して、小グループに分かれて創作にとりくみ、最後に発表します。

講師プロフィール

唐作桂子（からさく けいこ）

1970年三重県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文社会系研究科修士課程修了。出版社勤務のかたわら、詩を書きはじめる。詩集『断食の月』(2010 書肆山田)、『川音にまぎれて』（2013 書肆山田）、『出会う日』（2022 左右社）。現在はフリーランスで詩関連を中心に校正・編集などに携わる。精神保健福祉士、社会福祉士としても活動中。

尾関忍（おぜき しのぶ）

1972年東京生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。画家としての活動ののち、美術雑誌の編集に携わり、詩を書きはじめる。カルチャーセンターや地域の子ども教室、学童にて、子どもたちに詩や作文の指導および言葉をテーマにしたワークショップを開催。現在は都立高校の講師として美術を教えるかたわら、「言葉を纏う」をコンセプトに日本語をモチーフとしたアクセサリーを制作。詩集『約束』（思潮社）。

藤井一乃（ふじい かずの）

1973年富山県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。同大学院人間社会科学科単位取得退学。中学校社会科教員免許、学芸員資格取得。2000年より思潮社にて詩集出版に携わる。「現代詩手帖」編集長（2016-19）を経て、現在、書籍編集長。これまでに400冊以上の詩集を手掛ける。

撮影 深堀瑞穂